検証済みのBEP-20コントラクトは2023年4月4日に提出されました。上限は2,100万NKYCで、調査時点の総供給量は小規模なバーンを経て400万弱でした。ソースコードには保有者が使えるバーン機能がありますが、mintingFinished()はfalseのままです。BNB Chainへのライブ呼び出しでは、コントラクトをデプロイした外部所有アカウントが現在もownerとして返されました。今回確認した公開資料からは、その法的な管理主体を特定できません。ownerは上限まで追加発行でき、所有権の移転または放棄も可能です。コントラクトには、手数料割引、収益分配、取引所収益を原資とする自動買い戻しのロジックはありません。
NonKYC.ioの内部では、残高、注文、手数料控除を中央集権型の取引所が管理します。手数料表は30日間の取引量とNKYC保有量を組み合わせており、利用者はNKYCで取引手数料を払い25%の割引を受ける設定を選べます。FAQはさらに、出庫手数料をNKYCで支払う設定にすると10%節約できると案内しています。今回確認した現行の公式ページには、拘束力のある買い戻し額、日程、収益比率は示されていません。コントラクト上のバーンは、保有者または使用許可を得た者がトークンを破棄できることを示すだけで、取引所が市場でNKYCを買い戻す証拠にはなりません。
出庫するまで、カストディも取引所側にあります。Aboutページはホットウォレットとオフサイトのコールドウォレット、バックアップの利用を説明しています。一方、準備資産ページは10ドル未満のアドレスを追跡対象外としています。これらは運営者による開示であり、監査や資産の法的分別を定める契約ではありません。規約は口座と取引のリスクを利用者に負わせており、NKYC保有者に対する固定価格での償還、準備資産の所有権、配当、ガバナンス権は確認できません。