Promチェーンでは、利用者がEVMトランザクションに署名し、PROMでガス代を支払う。プロトコルのFAQによると、Trusted Sequencerがトランザクションをバッチに並べ、証明と決済を担う構成要素が、トラステッド、仮想、検証済みの各状態へ処理を進める。同じFAQはシーケンサーとプルーバーの分散化を将来の課題としている。したがって、ZK証明を使っていることだけで運用の分散性が証明されるわけではない。
PROMはEthereumとBNB Smart Chainにも存在する。検証済みの二つのトークンコントラクトは、それぞれ2,000万PROMの総供給量を示す。現在のブリッジ画面では、Hyperlaneの担保型ルーターとネイティブルーターを介して、Ethereum、BNB Smart Chain、Promの間でPROMを移動できる。経済的な供給量を求めるには、ロックされた数量と解放された数量を照合しなければならない。二つのERC-20コントラクトが示す総供給量を足すだけでは、同じ資産を二重に数えることになる。
ガバナンス資料では、PROMをロックして委任するメンバー、提案を作るデリゲート、第二段階で審査するバリデーター、コントラクト外で決定を実行するCouncilを別々の役割としている。また、デリゲートとバリデーターがネットワーク手数料の32%を分け合うと記す。これは公表された設計であり、すべての役割と支払いが現在稼働している証拠でも、無条件の収益請求権でもない。
2026年のA2Aコードベースには、AIエージェントの成果を判定する別種のバリデーターと、ステーキング、スラッシング、報酬の仕組みが追加された。しかし、確認した公開設定だけではPromメインネットへの本番配備を証明できない。このA2A検証者を、Trusted Sequencerやプルーバー、DAOのバリデーターと混同してはならない。