クライアントは口座ごとのブロックを提案し、代表者から暫定票を集め、相互検証を経て恒久票を受け取る。十分な票を得たブロック群をクライアントが配信する。ネイティブKTAの残高を代表者へ委任すると、その代表者の合意上の重みが増す。これは合意形成を担う代表者の選択であり、財務、企業サービス、ライセンス、ソフトウェア更新を一般提案で決める制度ではない。
Base上のトークンは、より限定された仕組みである。検証済みの非プロキシ型コードは10億枚を一度だけ発行し、初期流動性に充てた。送金税は時間とともにゼロへ下がる設計だった。2026年9月5日にはowner()とgetCurrentTax()がともにゼロを返し、追加発行、凍結、コード更新の入口もなかった。ただしBase上の所有者権限を放棄しても、Keeta側のアンカー、代表者、ネットワーク口座の権限までは消えない。
公式配分はコミュニティとエコシステムに50%、二つの戦略準備金に計40%、財務に10%である。総供給量の40%はコミュニティ枠からTGE時に解除する計画で、残りは複数のロック期間と月次の権利確定を経て、およそ2030年3月まで続く。規約にある「全トークンを配布済み」という表現は、割当先や権利確定用の口座へ移したことを意味し得るが、全量が自由に流通していることまでは示さない。
IDプロファイルは、認証局が公開鍵に結び付けた証明書をまとめる。選択的な情報開示や取引規則に使える一方、信頼性は発行者と失効処理に左右される。400ミリ秒と1,000万TPS超という数値はプロジェクト側の試験結果であり、法的なサービス水準保証やメインネットで持続的に同じ負荷を処理した証明ではない。
メインネットは2025年9月22日に始まったが、それだけで管理権限が消えたわけではない。確認時のネイティブKTA供給量は9,971,398.677342841 KTAで、Base上の10億KTAとは異なる。トークン口座のアクセス制御リストには、供給量や残高を管理できるOWNERが1件、ADMINが2件残っていた。公式接続先の一つは、重みがゼロでない代表者4件と、約89.583%を占めるrep1を返した。これは一時点の観測であり、二つの供給量を照合する公式方針は見つからない。代表者は手数料を設定できるが、委任報酬の年率や発行日程も確認できない。