実行機能を切り離してから、別の決済層へ運んだ
SOONの出発点は明快だ。SVMは実行エンジンであり、それだけで決済まで完結する仕組みではない。分離型SVMは実行部分から合意形成の役割を外す。SOON Mainnetはその環境を動かしてEthereumへ決済し、SOON StackはほかのL1やデータ可用性の選択肢にも展開できるようにする。
Solanaのアカウント状態には、Ethereum型のブロック状態ルートがもともと備わっていない。SOONのマークル化設計はMPT構造を加え、状態ルートと出金ルートを450スロットごとに作るとする。この確約データが、高速なSVM実行と、出金の正当性を判断する基盤チェーンをつなぐ。
Soon Labsのコード群は公開されているが、ホワイトペーパーのページはV0.1を未確定版としている。文書はフォールトプルーフへの対応を述べる一方、後のMiCA文書はゼロ知識型フォールトプルーフを今後の目標に置いた。証明に対応できる設計と、すべての本番チェーンで証明・異議申立て経路が稼働していることは同じではない。