データフィードの運営者は、データ事業者や取引所から観測値を集める。OCRでは各ノードが値に署名し、ピア間で照合したうえで、一つの集約報告を送信者がオンチェーンへ提出する。ガス代を抑えても署名検証は残る。プロキシは現在の集約コントラクトを指し、偏差とハートビートの条件が更新時期を決めるため、利用側には鮮度、値幅、代替経路の確認が必要になる。
Chainlinkは同じ仕組みを複数のサービスへ広げた。VRFは乱数に検証用の証明を付け、AutomationとFunctionsはオフチェーンの処理を担う。CCIPは設定された経路でメッセージを運び、トークンごとの規則で管理されるプールがロック・解放または焼却・発行を処理する。CREは2025年11月4日にワークフロー実行環境として公開されたが、本番への配備にはEarly Accessの承認が必要だった。
LINKの役割は、この製品群より限定されている。v0.2ステーキングは、EthereumのETH/USDフィードを中心に25百万LINKを受け入れたv0.1を引き継ぐ、上限4,500万LINKのモジュール型ベータである。退出には28日間のクールダウンと、その後の7日間の請求期間がある。公開されたv0.2の条件でスラッシング対象になるのは参加ノード運営者のステークで、コミュニティのステークや通常のLINK残高は対象外だ。Payment Abstractionは対応サービスの収入をLINKへ変換し、その一部をReserveへ蓄積する。Reserveの引き出しには数日間のタイムロックがあるが、固定利回りや保有者の自動的な持分請求権は生じない。