送信元コントラクトがAxelar Gatewayを通じて呼び出しイベントを出す。リレイヤーがその証拠をAxelarへ運び、バリデータまたはAmplifierの検証者群が送信元で確定した事実を承認する。必要な承認と署名の後、リレイヤーが宛先Gatewayへ命令を提出し、受信アプリが実行する。配送は開かれているが、リレイヤーだけで有効な承認は作れない。
Gatewayは配備ごとに権限が異なる管理点である。従来のEVMコードでは、ガバナンスが実装を更新する。ガバナンスに加え、緊急停止担当者(pauser)は通常のタイムロックを待たずに停止・再開でき、発行上限管理者(mint limiter)はガバナンスと同様に、Gateway管理トークンの期間ごとの発行上限を設定できる。Amplifier仕様では、管理者権限(owner)を持つ主体が実装を更新し、安定運用に入った配備ではその権限をAxelarServiceGovernanceへ移す想定である。緊急対応担当者(operator)はガバナンスと協力して待機時間を省けるが、単独では実行できず署名者の承認も必要になる。これは設計上の権限分担を示すだけで、各チェーンにある現行Gatewayの管理者、署名者、停止状態を証明するものではない。
AXLは経済面を支える。ジェネシスで10億枚を作り、チーム、会社運営と将来の従業員、支援投資家、コミュニティ販売、財団施策へ配分した。2025年2月25日に稼働したCobalt v1.2.1は、新しいAmplifier接続ごとの追加インフレをやめ、既存AXLから検証者の報酬プールを賄う方式にした。ネットワークのガス手数料は98%を焼却し、2%をコミュニティ提案プールへ送る。