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時価総額順位
#192
カテゴリー
Infrastructure
シンボル
iota
ローンチ時期
2026

IOTAとはどんなコイン?

IOTA(アイオタ、IOTA)は、モノのインターネット(IoT)時代におけるマシン・ツー・マシン(M2M)経済とデータ通信を支えるために2015年に設立された次世代の分散型台帳技術(DLT)プラットフォームです。ドイツ・ベルリンを拠点とする非営利法人「IOTA財団」によって主導されています。

IOTAの最大の特徴は、従来のブロックチェーン(ブロックを一本の鎖で繋ぐ構造)ではなく、「Tangle(タングル)」と呼ばれる有向非巡回グラフ(DAG: Directed Acyclic Graph)データ構造を採用している点です。取引を行うユーザー自身が過去の2つの取引を承認する仕組みにより、マイナーが存在せず、「送金手数料が完全無料(ゼロフィー)」かつ高いスケーラビリティを実現しています。

近年では、EVM(イーサリアム仮想マシン)互換のスマートコントラクトレイヤー「IOTA EVM」の実装や、Move言語とEVMを統合する「IOTA Rebased」アップグレードを推進しており、IoT機器のデータ通信だけでなく、DeFi、NFT、サプライチェーン管理、国際貿易のデジタル化基盤として世界中の政府機関や大企業(欧州委員会、ADGM、Dell等)と共同実証を行っています。

どんな課題を解決する?

従来のブロックチェーンは、送金手数料(ガス代)が発生するため、IoTセンサーが送信する数分ごとの微小なデータ通信や1円未満のマイクロペイメント(超少額決済)には経済的に適していませんでした。また、取引量が増えるほどネットワークが混雑し手数料が高騰する構造的課題がありました。

IOTAは、Tangleアーキテクチャによって取引手数料を完全にゼロにし、ネットワーク参加者が増えるほど承認速度が向上する設計により、膨大なIoT機器がリアルタイムに価値とデータをやり取りできる基盤を確立しました。

どのような技術と仕組みで動く?

Tangleネットワークでは、新規トランザクションを送信するノードが、過去の未承認トランザクション2件のPoW(軽量な計算検証)を自動的に実行して承認します。これによりマイニング報酬を必要とせず、手数料無料の取引処理が可能になります。

さらに、スマートコントラクトを処理するレイヤー2/EVMチェーンと基盤Tangleが密接に連携し、ゼロ手数料の基盤データ層と高度なプログラム実行層を分離・最適化しています。ネイティブ暗号資産であるIOTAは、価値の決済、スマートコントラクトのガス代、ノードのステーキングおよびマナ(Mana: ネットワーク帯域割当)に使用されます。

重要ファクトの要約

  • 設立年: 2015年(ドイツ・ベルリンの認可非営利法人「IOTA Foundation」)
  • ティッカーシンボル: IOTA
  • 基盤データ構造: Tangle(DAG: 有向非巡回グラフ)
  • 最大の特徴: 送金手数料ゼロ(Zero Fee)、高いマイクロトランザクション親和性
  • スマートコントラクト: EVM完全互換(IOTA EVM)およびRebasedアーキテクチャ
  • 国際連携: 欧州委員会(EBSI)、アブダビ(ADGM)登録DLT財団等

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よくある質問(FAQ)

IOTAが「手数料無料」で送金できるのはなぜですか?

従来のマイナーに手数料を支払う仕組みではなく、送金者自身が過去の未承認取引2件を軽量な計算で検証・承認するDAG(Tangle)メカニズムを採用しているためです。

ブロックチェーンとTangleの違いは何ですか?

ブロックチェーンは取引を1つのブロックにまとめて直線状に繋ぎますが、Tangleは取引が網の目(有向非巡回グラフ)のように並列で繋がり承認されるため、混雑に強く並列処理が可能です。

IOTA上でスマートコントラクトやDeFiは利用できますか?

はい。「IOTA EVM」によりEthereumと同様のスマートコントラクトがサポートされており、MetaMask等の既存ウォレットを用いてDeFiやNFTを利用できます。

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