iShares Core S&P 500 ETF (Ondo Tokenized ETF)

ivvon
CoinYQ コイン史

ティッカーが法的な国境を越えた

IVVonが追うのはIVVのリターンであり、IVVの持分証書を渡すものではない。ETFとオンチェーン残高の間には、BVI発行者、証券仲介口座、担保権を管理する代理人、署名付き見積もりがある。各段階で債務と権利の相手方が変わる。

古い商品はIVV

IVVは2000年5月15日開始のiShares ETF持分で、NYSE Arca上場、S&P 500追跡、四半期分配、費用0.03%。

IVVonは2026年3月26日付最終条件の無期限債。発行者はOndo Global Markets (BVI) Limited、ISIN VGG7001ABW32。BlackRock発行トークンではない。

一株が動く倍率になる

当初一枚はIVV一株を追うが、税引後配当を再投資するため一枚当たり株数は増えうる。これは現金配当権でなくトータルリターン方式だ。

Ethereumの証券台帳アドレスは0x62cA…06fF7で、BNB Chain、HyperEVM、Solanaにも別のトークンがある。一部チェーンの表示残高を調整する方式では、再投資の倍率を価格ではなく残高に反映することがあるが、経済的な計算式は変わらない。

配当と配当落ち日前後の一時的な取引停止は説明されているが、その他の企業行為は追加説明が予定されている。合併、株式分割、事業分離は発行者の計算と運用処理を通る。

onの後ろの担当者

Alpaca Securitiesは仲介と保管を担い、BitGo Trustも保管と法定通貨サービスを担う。Ondo Financeはトークン化と価額計算、Ankuraは保有資産の検証と担保権管理を担当する。債務者で担保を所有するのはBVIの特別目的会社である。

適格性の確認後に発行する

署名付き見積もりにはチェーン、利用者、資産、価格、数量、有効期限が結び付く。契約は許可リスト、再利用防止、最低額、取引上限を確認し、購入時にUSDonを焼却してIVVonを発行する。売却時はIVVonを焼却して決済トークンを支払う。

譲渡できることが償還資格を保証するわけではない。米国内に所在・居住する個人、米国法に基づく法人や主たる事業所が米国にある法人、米国内からの買い注文、Regulation SのRule 902で定義される米国関係者(U.S. person)およびその計算・利益のための取引は対象外となる。直接利用者には本人確認と他の地域別要件も適用され、二次取得者がトークンを持っていても償還審査を通れない場合がある。発行・償還手数料はそれぞれ最大0.1%である。

担保は株主でなく債権者を作る

標準担保はIVVと移動中現金で、Ankuraが第一順位担保権を持つ。倒産隔離を目指しても回収は優先費用後の担保実現額まで。

保有者にはIVVの議決権、株主通知、IVV持分の現物引渡しは与えられない。権利の中心は債務証券と担保契約に基づく現金・ステーブルコインでの償還額であり、BlackRockへの直接請求権ではない。

発行者には期限前終了権があり、条件に応じて商品を終了・差替えし、発行や償還を停止できる。満期日がないことは、終了時期を保有者だけが決めるという意味ではない。

コードにも管理者がいる

基本目論見書は規制対応の凍結・解除・取消しと、台帳の技術的な事象に伴う取引停止を認める。見積もりの署名者、許可リスト、処理上限、価格を伝えるオラクル、ブリッジも運用を制御する。

コード監査は実装範囲の安全性で、保管や法的回収の監査ではない。IVVonはIVV参照の担保付トータルリターン債である。

Ethereum版トークンはbeacon 0x9854…1598に接続されたEIP-1967 BeaconProxyである。beaconは現在、実装0xebBc…2250と所有者0x3715…34f1を返す。検証済みコードでは所有者がupgradeToで実装を変更できるため、プロキシ本体の実装・管理者スロットがゼロでも具体的な更新経路が存在する。所有者アドレスを管理する実体は確認できていない。

プロジェクトが変化してきた過程

  1. 2000年5月15日
    IVVが始まる

    S&P 500を追跡するiShares ETFの持分が運用を開始した。

  2. 2025年11月11日
    基本目論見書が整う

    Ondo Global Marketsがトークン化債務証券の基本目論見書を整えた。

  3. 2026年3月26日
    IVVonの最終条件

    BVI発行者がISIN VGG7001ABW32、Ethereum台帳、費用、担保、無期限債を定めた。

  4. 2026年5月4日
    目論見書を補足

    募集文書に2026年5月4日付の補足書が加わった。

  5. 2026年7月31日
    IVV目論見書を更新

    SEC掲載要約はIVVを米大型株追跡のNYSE Arca ETFとして継続した。

根拠と一次資料

最終根拠確認日: 2026-09-05

iShares Core S&P 500 ETF (Ondo Tokenized ETF)とはどんなコイン?

IVVonはOndo Global Markets (BVI) Limitedの無期限債務証券で、iShares Core S&P 500 ETF(IVV)を追跡する。各チェーンのトークンに対し、発行者がブローカー・カストディアン経由で担保を持つ。

どんな課題を解決する?

共通のIVV文字列が法的所有者の交代を隠す。IVVはファンド持分、IVVonはSPVへの限定償還請求だ。

どのような技術と仕組みで動く?

適格者が署名付き見積もりを得るとGMTokenManagerがUSDonを焼却してIVVonを発行する。SPVはAlpaca経由でIVVを買い、税引後配当を再投資する。償還には本人確認や一時停止の条件があり、回収額は優先費用を差し引いた担保の処分・換価代金に限られる。

重要ファクトの要約

  • IVVonはIVV持分でなくBVI SPV債務証券。
  • ISIN VGG7001ABW32、Ethereum 0x62cA254a363dc3c748e7E955c20447aB5bF06fF7。
  • BNB Chain、HyperEVM、Solanaにも別契約。
  • IVVは2000年5月15日開始、NYSE Arca、費用0.03%。
  • 初期1:1だが税引後配当再投資で追跡株数が増える。
  • IVVの議決・情報・直接所有権はない。
  • Alpacaは仲介・保管、BitGoは保管、Ankuraは保有資産の検証と担保権管理を担う。
  • 直接の発行・償還には許可リストへの登録、署名付き証明、再利用防止、取引上限の確認が必要である。
  • 発行・償還費用は各最大0.1%。
  • 回収額は優先費用を差し引いた担保の処分・換価代金に限られる。米国内に所在・居住する個人、米国法に基づく法人や主たる事業所が米国にある法人、米国内からの買い注文、Regulation SのRule 902で定義される米国関係者(U.S. person)およびその計算・利益のための取引は対象外となる。
  • Ethereum版IVVonはbeacon 0x9854…1598を使うEIP-1967 BeaconProxyである。beaconは現在、実装0xebBc…2250を指し、所有者0x3715…34f1が更新できる。ただし、そのアドレスを管理する実体は確認できていない。

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よくある質問(FAQ)

IVVonはIVV株か?

違う。IVVはETF持分、IVVonはBVI SPVの仕組債。

常に1対1か?

初期は1対1だが、税引後配当再投資で一枚が追跡する株数は増えうる。

現金配当を得るか?

得ない。発行者が再投資し価格または表示残高に反映する。

IVVを議決できるか?

できない。株主権はトークンに移らない。

誰でも償還できるか?

できない。発行者への直接償還には本人確認と地域別の適格性審査が必要となる。米国内に所在・居住する個人、米国法に基づく法人や主たる事業所が米国にある法人、米国内からの買い注文、Regulation SのRule 902で定義される米国関係者(U.S. person)およびその計算・利益のための取引は対象外となる。

担保は何か?

IVV、移動中の現金、追加担保に、Ankuraがトークン保有者のために管理する第一順位担保権が設定される。ただし回収原資は優先費用控除後の担保換価額に限られる。

管理者は止められるか?

できる。募集文書は一時停止、凍結、取消し、発行者による期限前終了を認める。さらにEthereum版IVVonはbeacon所有者が実装を変更できるBeaconProxyであり、現在の所有者アドレスを管理する実体は確認できていない。

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