クラウドファンディングには、ConstitutionDAO独自の資金調達コントラクトではなくJuiceboxが使われた。当時のプロジェクトREADMEには、資金調達資産をETHとし、1 ETH当たり1,000,000 PEOPLEを発行し、上限を設けないと記されていた。また、オークションの期限が迫るなか、ガバナンスの仕組みは完全には設計されていないとも説明していた。JuiceboxがERC-20プロジェクトトークンを発行し、資金と返金の経路を管理した。
正式なEthereum PEOPLEコントラクトは0x7A58c0Be72BE218B41C608b7Fe7C5bB630736C71で、小数点以下18桁に対応し、Etherscanで検証済みのSolidityソースが公開されている。ABIには、所有者権限を必要とするprint関数とredeem関数に加え、所有権の移転・放棄機能がある。検証済みインターフェースには、プロキシのアップグレード、一時停止、ブラックリスト、凍結の各関数は表示されていない。当時のREADMEにある「上限なし」という記述と、所有者権限を必要とするprint関数を踏まえると、供給量に固定上限があるトークンと説明すべきではない。検証時点でEtherscanが報告した数量は5,066,471,892.014003066911546642 PEOPLEであり、引用した資料にはベスティング日程が記載されていない。
公式の終了ページは、PEOPLEにはJuiceboxスマートコントラクトからETHに償還する機能以外の権利、ガバナンス、ユーティリティはないと明記している。したがって、PEOPLEを保有または取引しても、米国憲法の所有権、プロジェクト収益への請求権、稼働中のDAOにおける継続的な投票権は生じない。