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時価総額順位
#127
カテゴリー
Crypto-Backed Tokens
シンボル
ohm
ローンチ時期
2022

Olympusとはどんなコイン?

オリンパス(Olympus、ティッカー: OHM)は、米ドルなどの法定通貨にペッグするのではなく、プロトコル自身が保有する多様な暗号資産トレジャリー(国庫)を実物裏付けとして、長期的な購買力を保つ「分散型準備通貨(Decentralized Reserve Currency)」プロトコルです。2021年にDeFi 2.0ムーブメントを巻き起こした象徴的なプロジェクトとして知られています。

従来の流動性マイニングによる「傭兵流動性(短期的に利回りを求めて移動する流動性)」の脆弱性を克服するため、プロトコルが自らの流動性を直接所有・管理する「プロトコル所有流動性(Protocol Owned Liquidity: POL)」という革新的な概念を発明しました。

現在は初期の過度なインフレステーキングモデルから脱却し、「Olympus V3」として確固たるトレジャリー利回り、レンジバウンドステービリティ(RBS)、内部貸出市場(Cooler Loans)を備えた堅牢な金融基盤へと進化を遂げています。

どんな課題を解決する?

米ドル連動型ステーブルコインは米国の金融政策やインフレの影響を直接受け、法定通貨の購買力低下に巻き込まれます。また、従来のDeFiプロジェクトはトークンを大量にばら撒いて流動性をレンタルしていたため、報酬が減ると流動性が枯渇する「死のスパイラル」に陥っていました。

Olympusは、債券発行(ボンド)を通じて自前で流動性を買い取り永久保有(POL)することで、強固な流動性と国庫裏付け資産に支えられた自立的かつインフレ耐性のある暗号準備通貨を提供します。

どのような技術と仕組みで動く?

ユーザーはステーブルコイン(DAI、LUSD等)やETHなどの適格資産をプロトコルに提供し、割引価格でOHMを購入する「ボンディング(Bonding)」を行います。これによりプロトコル国庫に資産が蓄積され、OHMの流動性プールの大部分(99%以上)をプロトコル自身が永続的に所有します。

「Olympus V3」では、トレジャリーの余剰資産を分散型DeFiレンディングや国債利回り商品で安全に運用し、得られた実質収益(リアルイールド)をステーカー(sOHM/gOHM保有者)に還元するとともに、価格安定化アルゴリズム(RBS)によってOHMの価格レンジを自動制御します。

重要ファクトの要約

  • ティッカー: OHM(ガバナンス/ラッピング版: gOHM)
  • 創設時期: 2021年(Zeusをはじめとする匿名開発チーム)
  • 中核イノベーション: プロトコル所有流動性(POL: Protocol Owned Liquidity)およびボンディング機構
  • 現在のアプローチ: Olympus V3(リアルイールド、レンジバウンドステービリティRBS、Cooler Loans)
  • 基盤ネットワーク: Ethereumメインネット(Arbitrum等マルチチェーン展開)

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よくある質問(FAQ)

プロトコル所有流動性(POL)とは何ですか?

流動性提供者にトークンを配って一時的に流動性を借りるのではなく、プロトコル自身が債券(ボンド)を発行して流動性プールのLPトークンを直接買い取り、永久に保有・管理する仕組みです。

OHMは米ドルと1:1でペッグしていますか?

いいえ。OHMは法定通貨ペッグではなく、トレジャリーの裏付け資産に基づく自由浮動型の分散型準備通貨です。1 OHMの価値は国庫内の実物暗号資産によって下支えされています。

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