Venice Token

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CoinYQ コイン史

AIの利用枠をトークンにしても、サービスを決めるのはVenice

VVVはステーキング量に応じたAI利用枠から始まり、DIEMをステーキングして毎日のクレジットを得る仕組みへ広がりました。発行量の削減や焼却は供給を抑える方針ですが、追加発行権限はコードに残り、サービスの提供条件もVeniceが管理します。

トークンが割り当てるのはサービスの利用枠

2025年1月の開始時、VVVはステーキング比率に応じてAPIの利用枠を割り当てる仕組みとして紹介されました。リクエストごとの支払いとは異なる方式ですが、GPUの所有権やモデルのライセンスを取得するものではありません。

2025年の案内は利用枠の計算式を暫定的なものとし、変更の余地を残していました。トークンの残高があっても、それだけで運営サービスの条件を固定できるわけではありません。

DIEMは利用枠を譲渡できる形にした

2025年8月、VeniceはsVVVをロックしてDIEMを発行する仕組みを導入しました。ステーキングした1 DIEMにつき、毎日1ドル分のAPIクレジットが更新されると説明しています。

元のsVVVを取り戻すには、発行時と同量のDIEMを焼却します。最初に受け取った個々のトークンそのものを返す必要はありません。DIEMを売った利用者は必要量を再取得できますが、その価格が上がればロック解除にかかる費用も増えます。

ロック中のsVVVには通常のステーキング報酬の80%が引き続き配分されると案内されています。これは新規発行VVVの報酬であり、会社の現金収益の分配ではありません。

焼却しても追加発行権限は残る

開始時の1億VVVは、利用者向け50%、Venice向け35%、奨励策向け10%、流動性向け5%に配分されました。Veniceは2025年3月12日、未請求分と買い戻した分を合わせて33,539,739 VVVを焼却したと報告しています。

一方、コントラクトのownerには総量上限のない追加発行権限があります。発行スケジュールを減らすという方針は、その権限をコードから除去することとは異なります。

発行量の削減予定と買い戻し

年間発行量は当初1,400万VVVで、DIEM導入時には1,000万VVVへの削減が示されました。2026年8月5日の更新は、同年9月1日に年間250万VVV、10月1日に年間200万VVVへ減らす予定を公表しています。本稿では、この予定が各日に実施されたことまでは確認していません。

VeniceはサブスクリプションやAPIの収入を使った市場での買い戻し・焼却を説明しています。これにより供給が減る可能性はありますが、保有者が会社の収益を直接請求できるわけではありません。

プライバシーとモデルの提供条件は運営側に残る

Veniceはプロンプトと回答を保存しないと説明しますが、リクエストはGPU提供者に送られます。モデルにはprivate、anonymized、TEE、E2EEなど異なるプライバシー方式の表示があります。

VVVの保有量は、データの経路やモデルを決定する票ではありません。Veniceがモデル一覧、アカウント、利用条件を運営する一方、トークンのコードは残高、使用承認、追加発行を扱います。

プロジェクトが変化してきた過程

  1. 2024-05
    トークンより先にAIアプリが始まる

    Veniceは2024年5月にAIアプリを公開しました。

  2. 2025-01-27
    VVVをBaseで開始

    ステーキングとAPI利用枠を結びつけるトークンが登場しました。

  3. 2025-03-12
    未請求分などの焼却を報告

    Veniceは未請求分と買い戻した分を合わせて33,539,739 VVVを焼却したと発表しました。

  4. 2025-08-20
    DIEMを導入

    sVVVをロックしてDIEMを発行し、DIEMのステーキングにより毎日のAPIクレジットを得る仕組みが加わりました。

  5. 2026-04-15
    定型的な買い戻し・焼却を導入

    対象サブスクリプションの収入に応じてVVVを買い戻し、焼却する仕組みが説明されました。

  6. 2026-07-01
    会社がシリーズAを調達

    Veniceは6,500万ドルのシリーズAを発表しました。VVVとは別の会社の資金調達です。

  7. 2026-09-01
    発行量の第1段階の削減予定日

    8月5日の更新は、この日から年間発行量を250万VVVへ減らす予定を示しました。これは公表された予定であり、適用完了の確認ではありません。

根拠と一次資料

最終根拠確認日: 2026-09-04

Venice Tokenとはどんなコイン?

Venice Token(VVV)はBase上のERC-20トークンです。ステーキングするとVenice Proの利用、新規発行VVVの報酬、API利用に関わる機能が提供されます。ステーキング済みVVV(sVVV)をロックすると、別の譲渡可能なトークンDIEMを発行できます。DIEMはさらにステーキングすることで、毎日更新されるAPIクレジットに結びつきます。

どんな課題を解決する?

Veniceは、AIへのリクエストごとに料金を払う方式に加え、トークンをステーキングして継続的な利用枠を得る方式を導入しました。ただし、得られるのは運営サービスの利用条件に基づく権利であり、GPU、モデル、会社の所有権ではありません。利用枠はVeniceの計算式と提供能力に依存します。

どのような技術と仕組みで動く?

VVVは開始時に1億枚が発行されました。コントラクトでは管理権限を持つownerが追加発行でき、その総量を制限する上限はありません。Veniceが公表する発行スケジュールは、このコード上の権限とは別の運営方針です。

利用者はVVVをステーキングしてProや報酬を得られます。sVVVをロックして発行したDIEMもステーキングすると、APIクレジットが毎日更新されます。利用できるモデル、リクエストの経路、サービスへのアクセス、買い戻し・焼却の実施条件はVeniceが管理します。

重要ファクトの要約

  • VVVは2025年1月27日にBaseで開始しました。
  • 開始時の発行量は1億VVVで、その50%が利用者や暗号資産・AIコミュニティ向けでした。
  • 当初の年間新規発行量は1,400万VVVでした。
  • Veniceは2025年3月12日に33,539,739 VVVの焼却を報告しました。
  • sVVVをロックするとDIEMを発行でき、ロックを解除するには発行時と同量のDIEMを焼却します。
  • ステーキングした1 DIEMにつき、毎日1ドル分のAPIクレジットが更新されると案内されています。
  • 2026年8月5日の更新は、年間発行量を9月1日に250万VVV、10月1日に200万VVVへ減らす予定を示しました。実施済みであることまでは確認していません。
  • コントラクトのownerには追加発行権限があり、コードに総発行量の上限はありません。
  • VVVは会社の議決権や事業収益への請求権を与えません。
  • モデルやプライバシー方式の選択は製品運営の判断であり、トークン保有者の統治権限ではありません。

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よくある質問(FAQ)

VVVはVeniceの株式ですか?

いいえ。規約では会社への議決権や事業収益への請求権を否定しています。2026年のシリーズAは、トークンとは別の会社の資金調達です。

VVVのステーキングで何を得られますか?

新規発行報酬やサービス利用機能です。現行案内では100 VVVのステーキングによるPro利用や、DIEMを通じたAPI利用枠が説明されています。GPUの所有権を買う仕組みではありません。

DIEMとVVVは同じものですか?

別のBase上のトークンです。sVVVをロックしてDIEMを発行し、そのDIEMをステーキングすると毎日のAPIクレジットを得られます。sVVVのロック解除には発行時と同量のDIEMを焼却します。売却した場合は必要量を買い戻すこともできます。

VVVには固定の発行上限がありますか?

コントラクト上の固定上限はありません。ownerの追加発行権限と、Veniceが公表する年間発行スケジュールは区別する必要があります。

新規発行量はどのように変わりましたか?

当初の年間1,400万VVVから段階的な減額が公表されました。2026年8月5日の更新では、9月1日に年間250万VVV、10月1日に年間200万VVVへ減らす予定が示されています。この発表だけでは、各変更が実際に適用されたことまでは確認できません。

Veniceはリクエストの内容を保存しませんか?

Veniceはプロンプトと回答を保存しないと説明しています。ただし、リクエストはGPU提供者へ送られ、モデルごとにプライバシー方式が異なります。メタデータの扱いはプライバシーポリシーも確認する必要があります。

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