二つの発行上限から始まった
Proposal 268は2023年7月15日に実行された。Aave V3 EthereumとFlashMinterが最初のFacilitatorとなり、発行上限はそれぞれ1億GHOと200万GHOだった。前者はAaveの担保に対する借入を可能にし、後者は裁定や清算のため一つの取引内で発行と返済を行った。
開始時から、トークンコードと発行許可は分けられていた。Facilitatorは自分の上限内でだけ発行・焼却でき、ガバナンスがFacilitatorと枠を選ぶ。初期金利1.5%とstkAAVE保有者向け30%割引も、恒久的な保有者の権利ではなく変更可能な設定値だった。
統合障害は、この区別を早くも試した。Aave Guardianは2023年8月25日1時37分35秒(中央ヨーロッパ時間)にGHOリザーブを一時停止した。Aave Companiesが調査し、BGD LabsとCertoraとともに修復を調整した。AIP 308は8月27日に作成され、9月1日に実行された。トークン自体を更新できなくても、運用経路の権限が重要であることを示した出来事だった。
