
Golem
glmGolemとはどんなコイン?
Golem(GLM)は、2016年に始動したイーサリアム初期を代表する分散型オープンソース・コンピューティングネットワークです。世界中のPCやサーバーの空き計算リソース(CPU/GPU)をひとつの巨大な分散型スーパーコンピュータとして束ね、クラウドインフラを民主化することを目指しています。
ネットワークには、計算リソースを必要とする「リクエスター(依頼者)」と、自身のアイドルハードウェアを提供する「プロバイダー(提供者)」が参加します。リクエスターはAIの機械学習、CGIレンダリング、科学技術計算などの重いタスクを低コストで分散処理でき、プロバイダーはハードウェアの稼働に応じた対価としてGLMトークンを獲得します。
元々はGNT(Golem Network Token)としてローンチされましたが、より柔軟なDeFi互換性とレイヤー2対応を実現するためにERC-20規格の「GLM」へ1:1で移行しました。現在ではPolygon等のスケーリング技術を活用し、超低手数料での高速なマイクロペイメントを実現しています。
どんな課題を解決する?
従来のAWSやGoogle Cloudなどの集中型クラウドサービスは、高額な利用料、単一障害点、サービス提供企業によるアカウント停止や検閲リスクを抱えています。一方で、世界中の数多くのハードウェア資源は使われないまま放置されており、計算資源の大きな非効率が存在していました。
Golemは、分散型P2Pマーケットプレイスを通じてこの需給ギャップを直接マッチングすることで課題を解決します。仲介マージンを排除して大幅なコスト削減を達成し、誰にも検閲されないオープンな計算基盤を提供します。
どのような技術と仕組みで動く?
Golemのエコシステムは「Yagna」と呼ばれる次世代ノード実装を基盤としています。プロバイダーは自身の提供条件(オファー)をネットワークに公開し、リクエスターは処理したいタスク条件(デマンド)を提示して、分散型マーケットプレイスで自動マッチングが行われます。
タスクは安全なサンドボックス環境(Wasmや仮想マシン)で実行され、完了が検証された後に支払いが自動執行されます。決済にはPolygon等のネットワークが利用されるため、頻繁なマイクロペイメントでもガス代の負担を極小化できます。GLMトークンの最大供給量は10億枚に固定されています。
重要ファクトの要約
- ティッカー: GLM(旧GNTの後継ERC-20トークン)
- 最大供給量: 1,000,000,000 GLM(追加発行なし)
- コアノード実装: Yagna(モジュール型P2Pアーキテクチャ)
- 決済インフラ: Polygonレイヤー2を活用した低コストなマイクロペイメント
- 主な用途: AIモデルの推論・学習、3D/CGIレンダリング、科学シミュレーション
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よくある質問(FAQ)
GLMトークンの主な使い道は何ですか?
Golemネットワーク上で計算リソースをレンタルした際のリクエスターからプロバイダーへの利用料支払いや、各種ネットワーク手数料に使用されます。
Golemのタスク実行は安全ですか?
プロバイダーの端末上で隔離された安全なサンドボックス環境(仮想化コンテナ)でタスクが実行されるため、ホストおよび依頼者双方のセキュリティが保護されます。
旧トークンGNTとGLMの違いは何ですか?
GLMはERC-20規格に完全準拠した新トークンであり、DeFiとの相互運用性やPolygon等のL2決済に対応しています。GNTからGLMへは1:1で移行可能です。
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