板は去り、Raydiumという名前が残った
2021年2月、AMM v4は定積型の流動性をSerumの注文板につないだ。この組合せがRaydiumの定番の紹介文になった。
注文板への接続は現在停止している。既存のAMM v4プールは動き続けるが、新しい定積型プールには別プログラムのCPMMが標準として推奨される。

Raydiumは同じ名前の下で複数の流動性プログラムへと変化した。プールのポジションはそのプールの手数料を受け取り、Fee KeyはロックされたLP持分の手数料を回収する権利を表し得る。一方、買い戻されたRAYはプロトコルのアドレスで保管される。RAYを持つだけでは、これらの請求権は得られない。
2021年2月、AMM v4は定積型の流動性をSerumの注文板につないだ。この組合せがRaydiumの定番の紹介文になった。
注文板への接続は現在停止している。既存のAMM v4プールは動き続けるが、新しい定積型プールには別プログラムのCPMMが標準として推奨される。
CPMMは価格全体を通じてx·y=kという定積関係を使う。預入れを行った利用者は交換可能なLPトークンを受け取り、プール持分を引き出す際に蓄積した手数料も受け取る。
CLMMは価格をティックに分ける。利用者は価格帯を選んでポジションNFTを受け取るが、現在価格がその範囲を外れると交換手数料を得られない。
交換経路を選ぶルーターがどちらのプログラムを使っても、所有関係と手数料の計算は実際に利用したプールとポジションに基づく。
CPMM・CLMMの標準配分は、取引手数料の84%が流動性提供者、12%がRAY購入、4%が財務資産だ。AMM v4は88%と12%であり、いずれも取引額に対する割合ではない。
プール手数料率が0.25%なら、買戻し分は取引額の0.03%になる。CPMMでは作成者向け手数料が別途加わり得るほか、AmmConfigも変更可能なので、実際の設定を確認する必要がある。
Raydiumは手数料の回収アカウントとRAYの蓄積先アドレスを公開している。現行文書は購入分をそこで保管すると説明しており、自動焼却や保有者への比例分配は記載していない。
LaunchLabではAMMプールができる前に、所定の価格曲線であるボンディングカーブ上で取引が始まる。購入者が代金として払う基準資産の準備金が設定された移行基準に達すると、一度だけCPMMプールへ移る。
カーブ段階で作成者に帰属する手数料と移行後の権利は、PlatformConfigとCPMMの設定によって変わる。Fee KeyはロックされたLP持分から生じる手数料を回収する権利であり、ロックされた元本の引出権ではない。CPMMの作成者手数料を回収する権利とも別だ。
ここで焼却するのは、CPMMへの移行によって作られたプールのLPトークンだ。RAYの供給量を減らすものではない。
確認時のRAY発行アカウントは小数点以下6桁を扱い、供給量は554,997,563.232443 RAYで、追加発行や凍結の権限は設定されていなかった。公式アプリは追加のRAY報酬を得るステーキングを引き続き提供している。
これらの事実からプログラムのコードへの投票権が生じるわけではない。4者中3者の更新用マルチシグと5者中3者の財務用マルチシグが、それぞれ異なる権限を持つ。
RAYの保有やステーキング、LP持分の引出し、作成者手数料の回収、財務資産の管理、プログラム更新は、それぞれ別の権利や権限だ。
Serumの注文板に接続する定積型AMMとして稼働を始めた。
LPトークンのステーキングで流動性を集めた。この旧プログラムは現在もRAYのステーキングに使われる。
価格帯を選ぶ流動性提供とNFTによるポジション管理を導入した。
AMM v4の管理権限が侵害された事件の後、役割をSquadsのマルチシグへ移した。
注文板に依存しない定積型プログラムが、新規プールの推奨先になった。
曲線上の取引からCPMMへ移行するローンチ方式がAcceleRaytorに代わった。
最終根拠確認日: 2026-09-04
Raydiumは2021年2月、Serumの注文板に接続するSolanaの定積型AMMとして始まった。その接続は現在停止している。現在は旧AMM v4、新規の定積型プール向けCPMM、価格帯を選ぶCLMM、ボンディングカーブからCPMMへ移行するLaunchLabが別々のプログラムとして存在する。
RAYは発行アカウント4k3Dyjzvzp8eMZWUXbBCjEvwSkkk59S5iCNLY3QrkX6Rの、小数点以下6桁まで扱うSPLトークンだ。CPMMのLPトークン、CLMMのポジションNFT、LaunchLabのFee Keyとは異なる。RAYのステーキングや買戻しだけでは、プール資産、財務資産、購入済みRAYへの所有権は得られない。
古い紹介文だけでは現在の仕組みを誤解しやすい。Serumとの流動性共有は停止し、AcceleRaytorも終了した。CPMMは注文板に依存せず、CLMMは選択した価格帯へ流動性を集中させる。LaunchLabでは曲線上の取引を経てCPMMへ移行する。
手数料の説明では分母の確認も必要だ。12%は取引額ではなく取引手数料に対する割合であり、プールの手数料率が0.25%ならRAY購入に回るのは取引額の0.03%になる。現行文書は購入したRAYを公開アドレスで保管すると説明しており、自動焼却や全保有者への分配は記載していない。
AMM v4とCPMMは定積曲線全体に流動性を置き、同じプール内で交換可能なLPトークンを発行する。CLMMでは流動性提供者がティックという価格の刻みに沿って範囲を選び、ポジションNFTを受け取る。現在価格がその範囲内にある間だけ手数料と設定された報酬を得る。複数のプールを経由する交換では、各プールがそれぞれの手数料を取る。
公表されたCPMM・CLMMの標準配分は、取引手数料の84%が流動性提供者、12%がRAY購入、4%が財務資産となる。AMM v4は88%と12%だ。CPMMでは別途、作成者に帰属する手数料が加わる場合がある。CPMM・CLMMの料率を保存するAmmConfigアカウントは変更可能なため、個々のプールの状態を確認する必要がある。
LaunchLabではAMMプールができる前に、所定の価格曲線であるボンディングカーブ上で取引が始まる。購入者が代金として払う基準資産の準備金が設定された移行基準に達すると、一度だけCPMMプールへ移る。 カーブ段階で作成者に帰属する手数料と移行後の権利は、PlatformConfigとCPMMの設定によって変わる。Fee KeyはロックされたLP持分から生じる手数料を回収する権利であり、ロックされた元本の引出権ではない。CPMMの作成者手数料を回収する権利とも別だ。 プラットフォームの設定は、トークンの段階的な解除とLPのロック・焼却配分も定める。Fee KeyはRAYではなく、LPトークンの焼却もRAYの焼却ではない。
RAYを預けるステーキングでは追加のRAY報酬を得られる。現行アーキテクチャにはトークンによる投票プログラムは文書化されていない。プログラム更新には4者中3者の署名と24時間の待機が必要で、別の5者中3者の財務マルチシグは待機時間なしで、より限定された手数料・設定・財務権限を行使する。
直接の分配は文書化されていない。取引手数料の12%がRAY購入に使われ、購入分はプロトコルのアドレスに保管される。
買戻しだけでRAYが焼却されるわけではない。現行の仕組みでは購入分を保管する。LaunchLabで焼却され得るLPトークンは別の資産だ。
公式の仕組みでは追加のRAY報酬を得られる。ただし、LPポジションや財務資産への請求権は生じない。
現行アーキテクチャにはトークンによる投票プログラムは文書化されていない。更新や手数料設定はマルチシグが実行する。
CPMMではプール持分を表す交換可能なLPトークンを受け取る。CLMMではNFTを受け取り、選んだ価格帯が有効であるかによって収益が変わる。
すべての作成者に永続的な手数料が保証されるわけではない。カーブ上の手数料、移行後のCPMM作成者、LPの配分は、各ローンチとプラットフォームの設定によって決まる。
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