2023年の開始時の仕組みでは、依頼者がARKMを報奨金として預け、調査者が回答とともに10 ARKMの担保を差し入れた。Arkham Foundationが最初に承認した回答へ報奨金を払い、却下された調査者は担保を失い、その10 ARKMはコントラクトに残って報奨金へ加えられた。ホワイトペーパーは、財団の判断がChainlink DONを通じてオンチェーンへ伝達・検証されると説明した。承認情報は90日間、依頼者だけに提供された。2026年の現行ガイドでも報奨金機能は確認できるが、10 ARKM、手数料、15日の支払いロックなどは2023年資料の設計として区別する。
トークン配分は1,000,000,000 ARKMを起点とし、初期流通は15%とされた。内訳は、エコシステム向けの報酬・助成37.3%、中核貢献者20%、投資家17.5%、Arkham Foundationの保有分17.2%、Binance Launchpad 5%、助言者3%である。財団保有分は7年、エコシステム分は5年にわたり解除される。中核貢献者、投資家、助言者の分は1年間固定された後、3年間で均等に解除される。
コントラクトはUUPS方式の実装を使うEIP-1967プロキシである。2026-09-05の直接照会では、総供給量は1,000,000,000 ARKM、実装先は0x2291323cf23d1553c6f79dc30b4a8865c03a90cf、停止状態はpaused=falseだった。所有者は、4アドレス中3アドレスの承認を必要とするSafe 0x90423cbde95cbc6fa30860b22ef5dd0181283914である。検証済みコードと呼び出し試験から、このSafeは追加発行、送付の停止・再開、実装変更、所有権移転を承認できる。一方、4所有者アドレスを管理する個人や法人の身元は確認できない。Arkham Codexが掲げる「追加発行の予定はない」という方針は、コードで強制された上限ではない。